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いま旬! ~活天然さくら鯛<豆知識>~ “乗っ込み”時期突入!!

「乗っ込み」は日本の伝統的な漁業用語で、

魚が産卵のために沿岸や浅瀬に大量に集まってくる生態現象を表します。
特に鯛の場合、春になると水温の上昇とともに産卵のために岩礁地帯などの浅い海域に「乗っ込む」(集まってくる)ことから、この名前が付けられています。

 

春の息吹を感じさせる3月から4月にかけて、食卓を華やかに彩る二つの旬の食材に「さくら鯛」と「菜の花」があり「さくら鯛」は、桜の咲く頃に旬を迎える“真鯛”のことです。

この時期の“真鯛”は、産卵期である「乗っ込み」を迎え、産卵に備えてたっぷりと餌を食べて栄養を蓄えます。
そのため、身が引き締まり、上質な脂がのった極上の味わいとなるのです。

この時期の鯛は、産卵期である「乗っ込み」を迎、たっぷりと餌を食べて栄養を蓄え、

身体の状態が最も充実しています。
体内のエネルギーが卵や白子に移行する直前のため、身は引き締まりながらも適度な脂がのり、一年で最も美味しいと言われています。

「乗っ込み」の鯛は特に雌の鯛が珍重され「さくら鯛」や「春告げ鯛」とも呼ばれます。
体色が桜色に輝き、卵を持った雌は「子持ち鯛」として、その卵(鯛の子)も珍味として楽しまれます。

昔から日本人は、この自然の営みを熟知し「乗っ込み」の時期を心待ちにしてきました。
季節の移り変わりと共に訪れる自然の恵みを捉える知恵が、日本の食文化の奥深さを物語っています。
現代では「乗っ込み」という言葉自体は一般的ではなくなりつつありますが、この自然に合わせた“旬”の食材を味わうことは、季節感あふれる日本の食文化の粋とも言えるでしょう。

群れを成して集まるため漁獲量が増え、市場にも多く出回ることから、美味しさとお手頃な価格が魅力です。春ならではの旨みたっぷりの「さくら鯛」を、ぜひ味わってみてください。

 

 

「菜の花」も食卓を華やかに彩り、春の訪れを告げる香りで“旬”な食材です。
「菜の花」は、世界的には菜種油(キャノーラ油)の原料として知られていますが、

日本では春の味覚として親しまれています。
ほんのりとした“ほろ苦さ”が特徴で、春の訪れを感じさせてくれます。

 

“旬”の味覚である「さくら鯛」の繊細な甘みと「菜の花」のほろ苦さが織りなすハーモニーは、

まさに春の息吹を感じさせる至福の味わいです。

ぜひ「さくら水産」で春の訪れを堪能してみてはいかがでしょうか。
皆さまのご来店を心よりお待ちしております。

 

※当日の漁および、仕入れ状況により、ご提供できない場合がありますので、予めご了承ください
※商品写真の盛付けはイメージです。実際の商品とは異なる場合があります

 

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いま旬!メニュー紹介<第二弾> ~活天然さくら鯛~はこちら

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